春は別れの季節
俗にいう「卒園式」です。
といっても、ぷちぐりはまだ年少(3年保育でいえば年中です。ウチはまだ2年保育なのでこういう言い方をします)なので送る側です。
ぷちぐりの話によると、卒園児に送るオリジナルソングを歌ったり、出口に花道を作って卒園児と保護者の皆さんを送った・・・とのことでした。
まぁそれはいいとして。
在園児であるぷちぐりは卒園式(めんどうなので通称で)に出席したこと以外、特に変わったこともなくフツーな幼稚園デーなので、降園後にあるお友達に「おうちに遊びに来て」と誘われたのに「今日はダメ」とお断りした様子。
今日は何も用事はないはずなんだけど??と思っていたら。
午後から近所に住んでいる年長さんのお友達が「あそぼ」とおうちにやってきたのです。
実はそのお友達は、卒園児さんでしかも、明日大阪へ引っ越してしまうのです。
どうやら幼稚園のお友達のお誘いを断ったのは、その子と遊びたかったからのようでした。
明日引っ越しということは、遊べるのは今日が最後。
今日は義父母がおうちに来てくれていたので、お二方が帰られてからあらためておうちに呼び、遊んでもらいました。
そして気づけば夕方5時を過ぎてました。
にゃ「○○くん、お母さんに何時に帰って来いって言われてる?」
○○くん「何も言われてない」
ならば5時半ぐらいになったら、夫が帰ってくる時間近くになるし、暗くなるので帰るよう促すことにしようと思っていたら20分ごろ、○○くんのお母さんから電話。
お母さん「まだそっちにいてるー?5時に帰って来いって言ってたんだけど・・・」
ナヌ?さっき聞いたら「聞いてへん」って言ったやんか!
○○くんに、すぐにおうちに帰るよう言ったら、あと少しでゲームの区切りがついたら帰るとのこと。3分ぐらいなのでそのまま見守り、ぷちぐりが○○くんのおうちに送っていきました。
ゲームに夢中になったということも多分にあるだろうと思いますが、ふたりとも楽しくかつさみしく思いながら時を過ごしたのだろうかと思うと・・・ちょっとせつない。
春は別れの季節。
我が家はUR賃貸住まいなので、子どもたちがいずれ幼稚園・小学校に上がったら、「遠くにマイホームを買った等の理由でお友達が転校した」等、切ない別れを経験することになるでしょう。
その時の子どもの気持ちを考えると、私まで切なくなりそうです。
でも・・・こういう経験を重ねることによって、友達の大切さや本当の友情について自分なりに学んでいくんでしょうね。
そんな子どもたちを、親としてじっくり見守っていくことにしようかな。。。